合掌造りの白川郷

白川郷
2019.07.30

ユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録されている「白川郷」です。



富山県から岐阜県を南北に繋ぐ東海北陸自動車道の丁度中間辺りです。
石川県からは、白山ホワイトロードを通って西側からも行けます。

白川郷は（しらかわごう）は、岐阜県の庄川流域の呼称で、広い範囲なんだそうですが、最近では「白川村」のみを指すことが多いということです。

ホワイトロードから白川村に下ってくると、国道156号線に出ます。
この国道も北は富山県へ南は岐阜県へと続いています。

しかしここから合掌造りの里がどこか分からない。
案内板が…あったのかも知れませんが、全然気づかなかったです。
やむを得ず、156号線を北上すると道の駅を発見。





道の駅なら簡単な白川村の地図ぐらいあるだろうと行ってみましたが…ない…。



かろうじて大雑把は看板があり、白川郷荻町地区が合掌造りの里らしいと分かったので、荻町地区を目指す。

いま来た道を少し戻り、左折するとそれらしき通りが見えてきました。





通りの両側に合掌造りの家屋が点在しています。
おおよそ100軒以上あるというから凄い。
そして今も実生活の場として使われているところに価値がある。
しかしこの本道り沿いの合掌造りの家は、ほとんどがお土産物屋さんや昔からのお店です。









そして、民宿がやたら多い。
実生活していると言っても一部だけだと思われます。
なので、この通りには駐車場は一切ない。
あるにはあるが全部ロープが張ってあり、駐車禁止と書いてある。
おそらく民宿の駐車場ではないかと思います。

では観光客の駐車はどうするのかと言うと、この地区の川を挟んで向こう側にあります。
そこから「つり橋」を渡って来なければならないようです。





川向こうには「野外博物館 合掌造り民家園」というのもあって、合掌造りの家の中も見学できる施設だそうです。

これも帰りに知ったことで、何か案内がお粗末な感じでしたね。
３方向から来るんですから、それぞれの白川村への入り口に大きな見取り図的な看板を設けるとか、荻町地区の入り口のバスターミナルに案内所とかパンフレットとか…。



とは言え、荻町地区の合掌造り群は素晴らしかったです。
駐車場の関係でざっとしか見れませんでしたが、これだけの軒数が集まってると圧巻です。

荻町地区の中にある「明善寺」です。
全国でも珍しい茅葺寺院本堂は総ヒノキ造りで本堂、鐘楼門、庫裡の配置が美しい。
文政10年（1827）に建てられたそうです。




鐘楼門


鐘楼門


本堂


庫裡


庫裡

荻町合掌集落の代表的家屋といえる「和田家」です。
白川村に残された合掌造りの家屋としては最も規模が大きい。
1階の一部と2階が公開されています。











他にも「長瀬家」「神田家」など大きな家屋があります。

こちらは川向の民芸園です。

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白川村荻町合掌集落バスターミナル
岐阜県大野郡白川村荻町1086
営業時間 8:30-17:30

合掌造り民家園
岐阜県大野郡白川村荻町2499
05769-6-1231
営業時間
3～11月 8:40～17:00 12～2月 9:00～16:00
休館日
4～11月 無休 12～3月 木曜日
（但し木曜が祝日の場合は前日）
入館料（個人）大人 600円 小人 400円