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明治期に造られた「ランプ小屋」

2018/08/11 12:26:47 | ランプ小屋 | コメント:0件

ランプ小屋
2018.08.03

敦賀市の旧金ヶ崎駅(敦賀港駅)近くに、明治期に造られた「ランプ小屋」と云われる鉄道建築物があります。
かつてシベリア鉄道を経由し、ヨーロッパ諸国と結ばれていた欧亜国際連絡列車の発着駅として、国際的にも重要な拠点とされていた金ヶ崎駅。
明治15年の3月から金ヶ崎駅を出発する列車が運行されたんですが、当時は機関車や客車用、貨物用、また線路脇の信号灯など、大量の石油ランプを使用していました。
そのランプや燃料の管理をしていたのが、ランプ小屋です。

旧長浜駅舎と並び国内における最古の鉄道建築物のひとつだそうです。

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敦賀市の北東に位置する金ヶ崎宮の参道手前の無料駐車場横にあります。

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小さな赤レンガ造りの建物です。

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ランプ小屋の向って右側の部屋に、蒸気機関車が使用していたランプの展示があります。
左側には当時の敦賀港の写真なと資料が展示されています。

ranpukoya-tsuruga-010.jpg

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まず、右側の部屋のランプを見ると、なかなか興味深い。

ranpukoya-tsuruga-013.jpg

緑色燈と赤色燈があり、この2色の組み合わせで、その列車を見た駅員や踏切員に何の列車なのかを知らせていました。
例えば緑が含まれていたら貨物列車、赤1つなら普通旅客列車、赤2つなら臨時旅客列車という具合です。

ランプの形も1290形とか1800形とかありました。
改良されていたんですね。

ranpukoya-tsuruga-015.jpg

このランプの燃料は灯油で、保管する灯油缶の展示などもしてありました。
この頃の灯油は、ほとんどがアメリカからの輸入でしたから、5ガロン缶でした。
5ガロン缶は今の「一斗缶」に相当するらしい。
因みに輸入先は、あのロックフェラーが経営する「スタンダード石油」です。
この後、明治41年には敦賀でも電灯が普及し始め、次第に灯油の需要は減っていきました。

ranpukoya-tsuruga-017.jpg

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なるほど、小さな赤レンガ倉庫ですが、解説を読んで見るとなかなかノスタルジックな雰囲気て面白い。

やはり敦賀は、鉄道とゆかりの深い所なんですねぇ。
かつて世界への玄関口だった旧金ヶ崎駅(敦賀港駅)は、東京から直行列車が着き、ウラジオストックを経てロシア鉄道経由でヨーロッパにつながっていた。
改めて鉄道の歴史、敦賀の歴史を感じました。



ランプ小屋
敦賀市金ヶ崎町56
見学可能時間 9:00〜17:00
年中無休(年末年始は公開休止)
見学無料




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