木屋町通りと西木屋町通り 京都市の南北の通りの一つで、高瀬川（たかせがわ）の沿った風情ある通り 京都市下京区

木屋町通りと西木屋町通り
2023.10.25

京都市にある木屋町通り（きやまちどおり）は、京都市の南北の通りの一つで、高瀬川（たかせがわ）の東側に沿って、二条通から七条通までの通りです。



高瀬川は、江戸時代初期（1611年）に、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開削された運河です。
起点は二条通、終点は淀川に接続、全長10Kmあります。







木屋町という名の通り、道筋に沿う町は木を扱う商家が軒を連ねていました。
町が充実するとともに人々が集まるようになり、先斗町という遊廓をはじめとする歓楽街に。

《 先斗町（ぽんとちょう）京都を代表する花街の1つ 》

また、高瀬川の西岸にも飲食店などの建物が高瀬川を背にびっしり建っていて、その入口が並ぶ通りは西木屋町通りとなっています。
この西木屋町通りもまた、三条から七条まで続いています。





今回は、四条から五条の手前の松原通りまで、高瀬川の西と東側を橋で渡りながら、西木屋町通りと木屋町通りを歩いてみました。





この辺りの西木屋町通りは路地と言っていいほど通りが狭く、京都らしい風情があります。





町家と料理屋など飲食店が混在した通りですが、お昼はひっそりとしています。
夕方頃からは、少し賑やかになるんでしょうか。



西木屋町通りに「高瀬川・四季Air」という町屋ギャラリーがありました。
築80年の木造２階建ての京町家をリノベーションして2014年オープンしたギャラリーだそうです。





２階から見る高瀬川が趣きがあると聞いていたので、入らせていただきました。



高瀬川沿いには、約二百本の桜が植えられているのて、一番良い季節は春の桜の頃で、案外穴場スポットかも知れませんね。

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木屋町通りと西木屋町通り
京都市下京区