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「乙女ヶ池」 高島市大溝の散歩(1)

2018/07/24 10:20:49 | 乙女ヶ池 | コメント:0件

乙女ヶ池
2018.07.16

滋賀県高島市勝野の大溝地区に「乙女ヶ池」という池があります。

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この水域、古代はびわ湖の入江として山麓まで水面が広がっていたと考えられていて、びわ湖の舟運に適した天然の良津だったそうです。

「万葉集」の歌の中では「香取の海」として登場していますし、近くに続く勝野、三尾(水尾)崎、真長浦(まながうら)、香取浦(かとりがうら)も歌枕として詠まれています。

この辺りを走る国道161号線バイパスは、高架になっていて走っていても見えないので知らない人が多いかも知れません。
走っていると、目立つ建物として琵琶湖の反対側に高島病院が見え、その南側辺りにあります。

そして行くのもちょっとややこしい。
乙女ヶ池の琵琶湖側は池の際まで民家が建ち並んでいて、反対側の山側は田園地帯。
その田園側に駐車場が整備されていており、そこへ行くには農道のような細い道を行きました。

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しかし見るべきは池の中央に架かる太鼓橋です。

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幾つもの太鼓橋が連なっていて、周りの残された景観にマッチしています。
朝の連続ドラマ小説「ごちそうさん」のロケ地としても使われ、主人公の二人が結婚を誓い合うシーンがまさにこの橋の上で撮影されたそうで、最近縁結びスポットしてもひそかに話題になっています。

「万葉集」の歌の中では「香取の海」と。
近世に入ると、軍事上この地を重視した織田信長は、甥の信澄に大溝城を築かせて城主とした。
ここは、びわ湖に通じる大溝城の外濠として利用されました。
その大溝藩の地誌「鴻溝録(こうこうろく)」によれば、乙女ヶ池の名称は「洞海(どうかい)」であったとされます。
また、昭和30年代頃まで、人々は琵琶湖を「ウミ」と呼ぶ一方で、内湖のことは「ウラウミ」あるいは「セドウミ」と呼んでいました。
「セド」も「裏側」を意味する言葉で、表の琵琶湖に対して内湖は裏口という意識がもたれていたようです。

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乙女ヶ池と呼ばれるようになったのは、昭和初期、淡水真珠の養殖場として利用された頃から
だということです。

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現在は内湖となり、ビワマス・コイ・フナ・マスなど淡水魚の宝庫として、釣り人に人気の静かな公園になっています。

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乙女ヶ池
滋賀県高島市勝野打下




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